福井で暮らし始めて早、5年。ん、秋で6年になるのか。

早いもんです。

こちらに来てから、お裾分けで食材をいただく機会が増えました。

ほんと、ありがたやです。

そして頂き物の都度、季節を感じます。

ここ最近では、大根、コシアブラ(山菜のひとつ。天ぷらにしても、混ぜご飯が私は好き)、猪肉、チャービル(ハーブの一種。パスタにしても、スープに入れても美味)、焼酎など頂きました。この場を通じて感謝をお伝えします!ありがとうございます!

あ、焼酎は違うね。個人的にお酒が好きだと言っていたら、お土産や誕生日プレゼントがお酒になりました。。うん、そしてこれはもう随分前からそうだね。。でもお酒好きって言ってると美味しいお酒来るよね。。言霊って、あるよね。。

それでは前置きはここまで。今回は頂き物を贅沢に使ったお酒のアテ、ごはんのお供を作りました。

というわけでクマゴローの日常ごはん3食目は、

「海のめぐみ、山のめぐみ。
対決!ぶり大根VSいのしし大根!」

最近頻繁に登場する夫ゴロー。

つい先日お世話になったデザイン会社を退社しました。

このタイミング。もう笑っちゃうほど荒波の中からの出航ですが、沢山の方から「おめでとう」の言葉をもらいました。

正直申しまして、最初は私、おろおろと心配ばかりでこの夫ゴローの決断に素直に賛成できなかったのですよ。随分前から相談はされていたけれどさ、2人自営業ってなかなかのスリルよ。

でも、「おめでとう」って言ってくれる人たちがいて、夫ゴローがやりたいって思ってチャレンジしようとしてるのに、隣に立つ妻ゴローが不安と不満ばっか言っててどうすんだと気づいた次第。

私からもおめでとうの気持ちを込めて、なんか美味しいもの作ろう!と思い立って作ったのがこの2品。ぶり大根といのしし大根!
たまたま大量に頂いた大根。そして貴重な猪肉もタイミングよく頂いておりました。

こりゃぶり大根といのしし大根いっぺんに作ってみたら、グルメ漫画の美味しんぼみたいで面白いよね。

ぶりのアラはお魚屋さんで購入しましたよ。大量に入って380円也。

作り方は割愛します!参考にしたのは、白ごはん.comというサイト。ここに出ているぶり大根の作り方はシンプルで美味しいので、おすすめです。

ぶり大根は日本酒で、いのしし大根は焼酎を入れてくつくつと煮込みました。

途中で味見。

いのしし大根はもっと煮込みたかったので飲みかけのビールをプラスしたり。いつも使っているキビ砂糖切れちゃったから、黒糖を使ってみたり。

家ごはんはこう適当にできるのが、いいね。

ぶり大根には長ネギの白いところを、いのしし大根にはあさつき(これまた、いただきもの)を添えて完成!

んーーー!大根がしみしみでたまりません。

それぞれ海の旨みと山の旨みが凝縮されたかんじ!

ぶり大根は言わずもがな。抜群の安定感。

いのしし肉は脂の部分がやさしく甘いの。そして噛めば噛むほどお肉のうまみが感じられます。

この勝負、引き分け!!!

あ、大根は皮を厚くむくのを忘れずに。すじが残っちゃうからそこはケチらずに厚くむくべし!皮は千切りにしてポン酢に漬ければ数時間でいい箸休めになるしね。

まだ肌寒い日もあるから、ホッとできる煮込み料理もいいもんですよ。

それでは、また4食目でお会いしましょー。

悲喜こもごもエピソード

コグマが居るとゆっくり呑めません。かわいいんだけど、うちの子、ビールの缶が好きなので気を抜くと口を付けられそうになるのです。まだ「おかあさん」と呼べないのに「かんぱい!」は早い段階でジェスチャー付きでマスター。。末恐ろしい。。

今回は21時前に就寝してくれたので、2人で久々にしっぽりと晩酌タイムを過ごすことができました。